【堀大河の私物collection】ザラ・ネフ
¥45,000($285.86)
International shipping available
※一点ごとに形・大きさ・色合い、デザインが異なります。二つとして同じものはございません。写真は一例です。
※メクデスタ・ワンガ師の家に代々伝わり、師から堀大河へ譲られたとされるアンティークのビーズです。
※赤と青、それぞれ数量限定のご用意です。単品でのご購入となります。
※古い品のため、玉の欠け、擦れ、曇り、色むら、紐の傷みなどがございます。これは時を経た証であり、不良品ではございません。
※玉の大きさや形は一粒ごとに異なります。
※一本ずつ色味や擦れの具合が異なるため、写真と同一の品ではございません。
※製作された年代や産地を特定するものではございません。
※古物の特性上、返品・交換はお受けできません。
■内容量
ザラ・ネフ 本体
■お届け日数に関しまして
お届けまでには3日〜30日ほどかかります。予めご了承ください。
■商品に関するお問い合わせは下記よりご連絡くださいませ
・LINE公式アカウント:https://lin.ee/mruiJCX
・メールアドレス :[email protected]
【堀大河の私物collection】 ザラ・ネフ
━━ 所持者を護る、赤と青の首飾り ━━
※現状、数量限定のご用意です。一つひとつ異なるデザインの一点物です。
◆ 海を渡ってきた玻璃(はり)の玉
↑イメージ画像
十八世紀の終わりから二十世紀の初め頃にかけて、ヨーロッパからアフリカへ、大量の玻璃玉が海を渡ったとされる。
その多くは、イタリアのヴェネチアで作られたものだった。
アフリカの人々はこれらを、身を飾るもの、富の証、ときには通貨として大切にしてきた。
やがて玉は、親から子へと受け継がれる、家宝のような存在となっていった。
その歴史には、つらい時代も含まれている。
それでも、この玉を大切に受け継いできたのは、アフリカの人々自身だった。
玻璃玉は紅海を越える交易を通じて、エチオピアの高地にも届いたとされる。
この地では、玉を銀の護符と組み合わせた首飾りも作られてきたという。
◆ 父から子へ、受け継がれてきた首飾り
↑メクデスタ・ワンガ師
今回、私物である玻璃玉を私に託してくれたのは、セル・メスケルでもご紹介したメクデスタ・ワンガ師だ。
エチオピアの高地に暮らしながら祈りを捧げる女性である。
↑メクデスタ・ワンガ師が日の前で瞑想している様子
ある晩、焚き火の前で、師は古い布袋から二本の首飾りを取り出した。
火が灯るような赤色の首飾りと、夜空のように深い青色の首飾りである。
「Mr.大河、これは父のものです。父は祖父から、祖父はそのまた父から受け継ぎました」
師の父の家は、先祖から代々、こうした赤と青の首飾りを受け継いできたという。
首飾りを守るのは、家を継ぐ者の役目だった。
娘が嫁ぐときや家の者が家を出るときには、赤と青の首飾りを一本ずつ持たせたそうだ。
「もしものときは、この首飾りを持って家に戻れば、暮らしには困らない」
そう言われる程、師の地域では価値の高い物なのだ。
「母は毎晩、これを手に巻いて、家族の無事と、牛や羊が元気でいること、そして畑の穀物が豊かに育つことを祈っていました」
首飾りは財産であると同時に、家族を守るお守りでもあったのだ。
赤の首飾りは「ニガト」と呼ばれてきた。アムハラ語で「夜明け」を意味し、旅立ちの朝を表すという。
ニガトは、白い芯に透き通った赤い玻璃を重ねた玉でできている。
光にかざすと、赤く灯るように輝く。
ホワイトハートと呼ばれる、アフリカで長く好まれてきた玉だ。
青の首飾りは「レリト」と呼ばれてきた。アムハラ語で「夜」を意味し、帰り道の夜を表すという。
レリトは、深いコバルトブルーの玉でできている。
表面は白く曇り、細かな擦れがある。
長い年月、人の肌に触れてきた証である。
赤の首飾りは「ニガト」と呼ばれてきた。アムハラ語で「夜明け」を意味し、旅立ちの朝を表すという。
ニガトは、白い芯に透き通った赤い玻璃を重ねた玉でできている。
光にかざすと、赤く灯るように輝く。
ホワイトハートと呼ばれる、アフリカで長く好まれてきた玉だ。
青の首飾りは「レリト」と呼ばれてきた。アムハラ語で「夜」を意味し、帰り道の夜を表すという。
レリトは、深いコバルトブルーの玉でできている。
表面は白く曇り、細かな擦れがある。
長い年月、人の肌に触れてきた証である。
◆ 旅立つ者を護る首飾り
師の父には、口癖があった。
「これは、遠い国から長い旅をしてここへ来た。だから、持ち主がどこにいても護ってくれる」
この玉は、ヴェネチアで生まれ、紅海を越えてこの家に来た。
長い旅を知っている玉だから、どんな道を行く持ち主も護る。
師の家では、そう伝えられてきた。
ここで言う「護る」とは、災いから身を護ることだけではない。
行く手をふさぐ困難を切り開き、新しい道で成功をつかめるよう背中を押すこと。
古いしがらみを断ち切り、人生を良い方へ向かわせること。
そして、どんな道を歩いても、最後は無事に帰らせること。
持ち主の歩む道そのものを護る、という意味なのだ。
家族の誰かが遠い町へ働きに出るときは、この首飾りをかけて送り出した。
戻ってくると、また箪笥にしまう。
こうして首飾りは、家族の新しい門出や、人生の節目に、いつも寄り添ってきたという。
◆ 祖母と母が語り継いだ話
師は、首飾りにまつわる話をいくつか聞かせてくれた。
↑イメージ画像
一つ目は、師の祖母、つまり父の母の話である。
ひどい日照りが続いた年、村の畑は枯れ、家には食べるものがほとんど残っていなかった。
祖母は赤の首飾りをかけ、幼い子を連れて、何日も歩いた先にある大きな市場町へ向かった。
途中で砂嵐に遭い、道を見失いかけたが、不思議と何かに導かれるように、町へたどり着いたという。
町では、遠い親戚の口利きで住み込みの仕事が見つかり、祖母は家族が食べていけるだけの稼ぎを得て、雨が戻った年に村へ帰ってきた。
「この赤い首飾りが、私を助けてくれたんだよ」
祖母は、そう話していたそうだ。
↑イメージ画像
二つ目は、師の母の話である。
母は子どもの頃、学校に通うことができず、文字を読むことも書くこともできなかった。
母が若い頃のエチオピアでは、国を挙げて大人にも読み書きを広める運動が行われていたとされる。
村にも教室が開かれたが、字を知らない大人が学ぶことを笑う者もいて、母はなかなか足を向けられなかった。
そんなとき父が、赤の首飾りを母の胸にかけて、こう言ったという。
「これをかけていけば大丈夫だ」
母は教室に通い始め、やがて手紙を読み、自分の名前を書けるようになった。
それだけではない。読み書きができるようになった母のもとには、手紙の代読や代筆、商いの帳面づけを頼みに、村の内外から人が訪れるようになった。
母はそれを仕事にし、家に安定した稼ぎをもたらした。
やがて村の女たちに読み書きを教えるようにもなり、母のまわりにはいつも人が集まった。
その縁は近くの村々にまで広がり、困ったときに助け合える仲間が、家族の大きな支えになったという。
「あの日、首飾りをかけて外に出た私は、別の人間に生まれ変わったのだと思う」
母は晩年、よくそう口にしていたそうだ。
↑イメージ画像
三つ目は、師の兄の話である。
兄が都会へ働きに出たとき、母は青の首飾りを持たせた。
ある晩、兄の乗ったバスが山道で事故に遭った。多くの人がけがをしたが、兄はかすり傷ひとつなく、首飾りを握りしめたまま無事に帰ってきたという。
「青は、必ず家に帰してくれる」
それ以来、家族が遠くへ出るときには、青の首飾りを持たせるのが決まりになった。
師の父は、亡くなる前にこう言い残したという。
「家の者がもう旅立たなくなったら、新たな挑戦、生まれ変わりたい者、人生を好転させたい者にこれを渡しなさい」
◆ そして、私の手に
「あなたは、これからも旅を続ける人でしょう」
焚き火を見ながら、師はそう言った。
「子どもたちは皆、それぞれ落ち着きました。もう、この首飾りで送り出す者はいません。だから、父の言葉どおりにしたいのです」
師は奥から、もう一つ布袋を持ってきた。
中には、同じ赤と青の首飾りが幾本も入っていた。
家を出た娘たちが持っていたものや、役目を終えて家に戻ってきたものだという。
師はそれらを、まとめて私に託した。
火のそばにあった玉は、ほんのり温かくなっていた。
旅立ちとは、本当の旅だけではない。
新しい仕事を始めるとき、新しい土地で暮らし始めるとき、人は誰でも旅立つ。
この首飾りは、ヴェネチアからエチオピアへ、そして日本へと旅をしてきた。
次は、これから旅立つ誰かの手に渡るべきだと思い、頒けることにした。
師はこの首飾りを「ザラ・ネフ」と呼んだ。
師の父の家に伝わる呼び名で、「旅立つ者の首飾り」という意味だという。
◆ ザラ・ネフがもたらす力
◼人生を好転させ、生まれ変わる力(赤・青共通)
生きながらにして生まれ変わるように、古いしがらみや業を断ち切り、人生を一変させるとされます。
◼困難の道を切り開き、踏み出す力(赤:ニガト)
赤は旅立ちの朝を表し、新しい一歩を踏み出す力を与えるとされます。
大きな決断の日や勝負の日に、迷いを振り払い、困難の道を切り開き社会的な成功やざ財をもたらすといいます。
◼災いを遠ざけ、持ち主を護る力(青:レリト)
青は帰り道の夜を表し、持ち主を災いから護り、無事に帰すとされます。
先の見えない時期や遠くへ出かけるときに、心を落ち着かせ、災いを遠ざけ幸運を運ぶといいます。
赤と青を一緒に持つ場合は、両方の力が相乗効果で得られるとされます。
◆ 使い方
首にかけて身につけるか、持ち歩いてください。または、長く過ごす生活の空間に安置してください。
勝負の日や祝いの日には赤を、遠出の日や心配ごとがある日には青を身につけるとよいとされます。
使わないときは、布袋に入れてしまっておいてください。
いにしえより続く、アンティークとも言える1品のため、紐は丈夫ではありません。
強く引っ張ったり長時間身につけたりすると、切れるおそれがあります。
普段は飾っておき、大切な日に身につけることをおすすめします。
◆ お届け日数に関しまして
・お届けまでには3日〜30日ほどかかります。予めご了承ください。
◆ 商品に関するお問い合わせは下記よりご連絡くださいませ
・LINE公式アカウント:https://lin.ee/mruiJCX
・メールアドレス :[email protected]
-
レビュー
(0)
- レビュー(0)
